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マドリエ結城 | トーコー産業(株) 結城支店
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2025.06.20
住まいの知恵袋~暮らしの豆知識
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こんにちは。トーコー産業㈱ 結城支店の三田です。梅雨や花粉シーズン、あるいは突然の夕立で外干しができないとき、「部屋干し臭」に悩まされた経験はありませんか? 洗い立てのタオルが翌朝にはツンとしたニオイを放ち、気分も台無し……。この原因は、洗濯物が乾く前に細菌が増殖してしまうためです。そこで鍵を握るのが “換気” と “風の流れ”。今回は、室内干しの嫌な臭いを防ぐ換気のコツを、設備の選び方から日常の工夫まで徹底解説します。
洗濯物が濡れている時間が長いほど、モラクセラ菌などの雑菌が繊維で繁殖します。温度20〜30℃、湿度70%以上の環境は菌の温床。水分をいかに早く蒸発させるかが、臭い対策の第一歩です。
換気というと窓を一つ開けるだけで済ませがちですが、空気は入口と出口の二方向があってこそ循環します。たとえばリビングの掃き出し窓と対角にある小窓を同時に開け、サーキュレーターで風を誘導すると、湿った空気がスムーズに外へ排出されます。窓が一方向しかない部屋なら、24時間換気の排気口を出口に見立て、窓を数センチ開けるだけでも流れが生まれます。
自然換気だけでは追いつかない梅雨どきは、家電を併用します。ポイントは「風を当てる順序」です。除湿機を洗濯物の下に置き、サーキュレーターを対面に配置して気流をぶつけると、蒸発した水蒸気を効率よく吸い取れます。電気代が気になる方は、夜間電力が安い時間帯にタイマー運転するか、衣類乾燥モード付きのエアコンを活用すると良いでしょう。
風量を稼いでも、衣類同士が密着していては乾燥速度が落ちます。シャツの脇の下やタオルの折り返し部分が乾きにくいと感じたら、ハンガーの向きを互い違いにし、手のひら一枚分の隙間を空けてみてください。わずかな工夫で乾燥時間が30%短縮した例もあります。
根本的に換気量を増やしたい場合は、開閉できる採光通風ドアや、引違い窓に後付けできる通風網戸がおすすめです。室外からの視線を遮りつつ、鍵をかけたまま換気ができるタイプなら防犯面も安心。補助金対象になるケースもあるので、リフォーム費用を抑えたい方はご相談ください。
部屋干し臭を防ぐ最大のポイントは、「湿気をため込まない気流設計」と「乾燥スピードの追求」にあります。窓の開け方と家電の配置を少し変えるだけで効果は大きく向上しますし、通風ドアなどのプチリフォームを組み合わせれば、一年中ストレスフリーな洗濯環境が手に入ります。生乾き臭に悩んだら、ぜひ今日から試してみてください。
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