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近年物騒なニュースが多い中、弊社でも防犯性を高める問い合わせが増えています。
イメージがつきやすい部分で最も多いのは鍵交換です。鍵交換には色々な理由があり、鍵を紛失された。シリンダーが硬くて鍵が開けにくくなった。などの理由が過半数を占めています。
今回はケース毎に対応が変わりますので、すぐにできる簡易的な対応方法をご紹介しようと思います。
こちらのケースでは基本的に「シリンダーの交換」となります。ただ可能性が少ないとはいえ、「良からぬ事を考える人に拾われていたら……」と思うと気持ち悪いと思われますので、早急に身近な販売店にご相談して頂けたらいいかと思います。(紛失して鍵屋さんに鍵を開けてもらった場合、その場で交換の相談をするといいかもしれません)交換までの数日は家にいる際は必ずご家族に相談の上、補助錠をかけるようにしましょう。
こちらのケースではまず試していただきたい事があります。
一般的な鉛筆を1本用意していただき、鍵の溝を塗るようにして、凹凸部分にこすりつけて下さい。鉛筆に含まれる黒鉛が鍵のすべりを良くします。
黒鉛を塗った鍵であとはガチャガチャと抜き差しを数回すれば改善されている事が多いです。ただこれには注意点があります。
単純にすべりを良くすればいいと思い、鍵穴又は鍵に自転車のチェーン用のオイルや油などを吹きかけてしまう方がいますが、鍵穴にはNGです。
逆に鍵の内部の汚れやホコリを集めてしまい、シリンダーが壊れてしまいます。
必ず鉛筆かホームセンターなどで売っている鍵穴用専用スプレーなどで対応してください。
対応後それでも治らなければ別の原因が考えられます。この対応をしても無理な場合は販売店さんまでご相談がいいでしょう。
3,番外編 スペアキーの作成の仕方
鍵には大きく分けて3種類の形状があります。
鍵の片側、又は両側にギザギザ溝になっているタイプ(U9型)
鍵に多数のくぼみがあるタイプ(ディンプル型)
鍵に波が売っているような溝が彫られているタイプ(ウェーブ型)
があります。
これらに共通しているのは、鍵の本体に必ず英語、数字の組み合わせで5~8桁(メーカーによって異なる)の記号が刻印されています。
その記号をメーカーのパーツセンターにWEBで依頼することで複製は可能です。
こちらは以前までは販売店でも受け付けておりましたが、そのルールを逆手に取り、数年前に鍵のコードをなんらかの形で盗み見て記憶、それを上記の方法でメーカーに依頼して鍵を複製。そのカギを使用し堂々と空き巣に入るという手口の事件が発生したため、現在では直接お施主様からメーカーに依頼していただく形になっております。
記号の書かれているマスターキーの取り扱いにはご注意しましょう。
以上が鍵交換、鍵複製についてのご注意点です。
今回は鍵についてのお話でしたが上記のような窓や玄関での疑問、住宅での困り事のご相談がありましたらお気軽に弊社までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。