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マドリエ吹田千里丘 | 北摂トーヨー住器(株)
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2023.05.18
ショールームすたっふ日記
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今回は住宅の快適性を向上させるお話です。
主に遮熱についてのお話をさせていただきます。
まずは遮熱商品のご紹介、そして遮熱するという事はどういうメリットがあるのかというお話をさせていただこうと思います。
窓廻りリフォーム商品
スタイルシェード編
どういう商品かというと、日差しを和らげるひさしです。古来より、すだれがその役割を果たしていました。そのすだれに代わる物として、意匠性、操作性を加味して作られた商品がスタイルシェードとなります。
すだれの欠点は雨の中でも、収納こそする物の大体は外に出しっぱなしになっている事が多く、濡れているすだれが何度も自然乾燥、太陽光で熱せられることで、劣化が早いことが挙げられます。1年で買い替えが普通。2年も使えれば御の字というぐらいの使い捨てのものでした。そしてつけるのは簡単でも片付けをするために丸めてひもで止めるという作業がありました。少しでも濡れていると結構手間な作業になります。強風時は飛ばないように必ず収納しないとどこに飛んでいくか分かったものではないので、
それを改善したのがスタイルシェードです。
シェード自体は収納ボックスに巻き込みで収納されており、プルコードを引っ張って、金具にひっかけて固定するだけというもの。固定している金具から外せば自動巻取りで、また収納ボックスにシェード部分がしまわれるので、操作性は非常に簡単です。
シェード部分は特殊布でできており、日差しを和らげてくれますので、調光機能、太陽光の熱が直接窓から侵入しないので、遮熱性も高い商品です。
外付ブラインドEB編
お金を気にせず、調光、採光、遮熱で選ぶならこの商品でしょう。
名前にある通り、外部に取り付けるブラインドで、目隠しとして使うのもよし、角度を変えて、風、採光を取り込むもよしの商品です。
難点を上げるとすれば風を室内に取り込める商品である以上、耐風圧が無い事、それと価格です。性能的には文句なしでオススメできる商品ですが、機能が優れているという事はどうしても価格と比例してしまいます。オススメする立場の人間ではありますが、スタイルシェードより取り付け制限も多い為、意匠、操作性、快適性にこだわりたいという方以外はスタイルシェードを個人的にはオススメ致します。
リフォームシャッター編
日差し対策の比較としてシャッターをラインナップに加えるかは悩みましたが、窓廻り商品である以上ご紹介させていただきます。
スタイルシェード、外付ブラインドEBとの一番の違いは、台風などの対策としても利用できる点です。
数年前に北摂地方でも猛威を振るった台風などで窓ガラスに何かが当たった時の対策に養生などをされた方もいらっしゃるかと思いますが、シャッターは当然閉めれば小さな破片ぐらいですと、ガラスが割れる心配がかなり低減します。
シャッターには標準仕様と耐風圧仕様があり、機能として台風対策をしたい場合価格は上がりますが、耐風圧仕様をお勧めします。採光性はシャッターの性質上、完全にあけきるか、半開きにするしか光を取り入れられない為、採光性はありません。
太陽光での室温上昇もシャッターを閉めれば効果はありますが、肝心の「光」が入ってこないので、部屋が暗くなってしまいます。
(電動で光を取り入れるスラット仕様がありますが、シェード、ブラインドには劣ります。)
その場合はシャッターに取り付け可能なスタイルシェードもあるので、併せて検討するのがオススメです。これは先にシャッター無しの窓としてスタイルシェードを付けてしまうと、後からシャッターを付けるために、スタイルシェードを外し、再利用不可の状態になりかねないからです。これは覚えておきましょう。
※電動にのみ標準仕様、耐風圧仕様の他に、シャッターのスラットが羽になる採風仕様というものが存在します。採光性はあまりないものの、風を取り入れ、目隠しにもなるので採風と耐風の折衷案の支店では電動シャッター採風仕様をオススメします。
リフォームシャッターは取り付けする窓の上に30cm程の空間、窓の近くにエアコンの通気孔があると取り付けられないなど、場所によっては取り付け不可という面もありますが、今も昔も売れ筋の商品となります。
シャッターの開閉が重くて大変と思われる方にも、電気工事は必要になってきますが、電動シャッターという選択肢もあります。価格は手動よりも上がってしまいますが、操作性が格段に向上するので、要するに『住まわれる方が何を重視するか』で製品を選んでいく事をオススメ致します。
エアコンは部屋を冷やしたり、暖めたりする電化製品と思われがちですが、厳密には
『指定した設定温度に部屋の温度を合わせる家電製品』を指します。
要するに夏場ですと室温が30度、設定温度を26度とした時、エアコンはどうするかというと、稼働してすぐは26度になるように26度以下の冷風を出し、その後、設定温度通りになるように順次冷風を弱めていきます。
稼働してすぐのエアコンの稼働音が大きく聞こえるのはこのためです。
そして上記にある通り、エアコンで室温を調整するということは、室内に熱を持つものがあるというのは天敵です。
テレビやその他電化製品からの放熱、人間からの放熱、そして窓から入ってくる太陽熱などがその例です。
部屋の温度が仮に30度だとしても、晴れた日で日当たりがいいお家の窓廻りは確実に室温よりも高くなってしまいます。
そこも含めてエアコンは調温するので、温度差があればあるほど、エアコンはエネルギーである電気を使います。つまり理論上、エアコンの性能にもよりますが、設定温度と室温の差が少なければ少ないほどエアコンの電気代は下がります。
その為、遮光して太陽熱を部屋に入れないという事は電気代の節約になるという事です。
『風が吹けば桶屋が儲かる』的な言い回しになってしまいましたが、『遮熱すると電気代が下がる』と覚えて頂ければ幸いです。
番外編:上記商品以外でのエアコンを効率よく使う方法
エアコンの正面位置にテレビがある場合、テレビはかなりの放熱をする為、エアコンは室温が上昇していると誤認し、冷やそうとし、電気を必要以上に消費します。
テレビは極力エアコンの対角線上に配置しないことをオススメします。
テレビのアンテナ位置は各部屋に1つしかないと思いますが、アンテナコード自体は家電量販店やホームセンターにも売っている為、長いスパンを見れば配置位置の再検討も視野に入れていいかもしれません。
職業柄ではありますが。現場調査などで御宅を訪問させていただいた際、サーキュレーターを卓上の小型扇風機の様に使用されている方が割といらっしゃいます。エアコンを使わず短期的に涼しくするために使うのであれば使用用途として間違っているという訳ではないのですが、本来サーキュレーターとはエアコンの対角線上に配置し、エアコンができない冷気や暖気を部屋に散布し、エアコン効率を上げる為の外部装置の役割を果たします。
サーキュレーターを使用することにより室温をエアコンの設定温度に早く近づける役割をしているため、冷暖房効率が上がる為、ただエアコンを使用するより、サーキュレーターを首振りの状態で使用し、エアコンを稼働させたほうが、エアコン効率は上がり、結果電気代は下がります。(つけっぱなしではなく、30分程で切れる設定が好ましいでしょう)
今回は遮熱、それに付随するエアコン効率向上についてお話させていただきました。
この度紹介させていただいた商品は㈱LIXILの商品を主に紹介させていただいております。
上記以外でも各家にお悩み事は異なります。弊社でそのご提案のご協力ができるかと思いますので是非ご連絡お待ちしております。
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