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マドリエ船橋中央｜株式会社相川スリーエフ　本社

2025.10.13
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2025年も自然災害が続く___命を守る家とは何か――木造の限界とRC住宅の真

<span style="font-size:18px;">近年多発する大災害。2025年10月も大きな台風が2度も発生した。今年だけではない。毎年増える大災害。どうすれば命を守れるのだろうか。今回の大型台風で発生した伊豆諸島の住宅被害。これを機に、木造住宅の弱点を専門家に語ってもらった。</span><br />
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<p style="text-align: center;">令和元年9月9日にも大きな台風が千葉の鋸南町を襲った。<br />
台風15号、この画像は当社に相談依頼があった住宅である。</p>

<div style="text-align: center;"><a href="https://r-label.jp/"><img alt="" src="/5000464/img/s20251013221218.jpg" /></a></div>
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<span style="font-size:18px;">木造住宅の屋根が飛ぶ――そんな映像がテレビを通じて、ネットのタイムラインを駆け巡ったとき、あなたはただの災害ニュースだと片づけられるだろうか。いいや、それを「警鐘」として受け止めてほしい。これは単なる“被害報告”ではない。私たち国民の生命と安全を守る「住宅とは何か」を問い直す、必然の警報だ。</span><br />
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木造住宅という選択肢には、多くの人が「安価・温かみ・工期が短い」といった魅力を感じてきただろう。しかし、近年の台風、突風、集中豪雨、そして地震との複合災害の頻発が、木造の脆弱性を白日の下にさらしている。万能ではない、“安きに流される”住宅観を、私は変えたい。<br />
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屋根が飛ぶという現象を、ただの“風の強さ”のせいと片づけることはできない。それは、木造住宅の構造的な欠点と、基準法・設計思想の限界の露呈だ。なぜ屋根が飛ぶのか。その原因とリスクを、あなたと国民に伝えたい。命を守る住宅、その姿を共に描こう。<br />
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屋根が飛ぶ。設計は万全と信じられていたはずなのに。今回の台風で伊豆諸島を直撃した風は、木造の家々の屋根を文字通り引きはがした。屋根瓦が宙を舞い、雨漏りでは済まされない致命傷を建物に刻んだ。なぜ「頑丈に設計されているはず」の家が、そんな簡単に破壊されるのか。<br />
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その答えは、「風圧」と「内圧の暴発」にある。風が屋根を押すだけではない。窓が破られ、開口部から風が流れ込むと、住宅内部に強烈な風圧＝“吹き上げ圧力”がかかる。屋根裏や天井を下から突き上げる力だ。外から押す力（外圧）と、内側から拡散しようとする力（内圧）が合わさると、木造の屋根構造は耐え切れず、浮き上がり、破壊される。<br />
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外圧とは、風そのものが建物外面を押す力であり、設計時には確かに風速・風圧係数をもとに計算されている。だがその想定には、「外部の壁・ガラスが無事であること」「開口部が完全に閉じていること」といった前提がある。もしその前提が崩れたら、設計通りには耐えられないのだ。<br />
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窓ガラスが瓦や飛来物で突かれて割れた瞬間、その家は“事故物件”に転じる。そこから一気に内部へ風が侵入し、室内全体が高圧空間と化す。天井裏、軸組を押し上げ、屋根を根元から破壊する。設計上の安全率を超える圧力が襲いかかる。この構造破壊モードを、木造や軽量鉄骨造は意識して“前提外”とする。なぜなら、もしそんなモードまで想定を厳しくすれば、木造でのコスト・工期・技術的制約が耐えられなくなるからだ。<br />
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<span style="font-size:18px;">木造構造は、柱と梁で骨格を組み、上から屋根材を貼り付ける方式が一般的だ。骨格と屋根が「貼りつけ」られているだけの構成では、骨格と屋根材との接合部にかかる応力差、せん断・引張・せん断といった複雑な力を全て吸収・分散できるとは限らない。さらに、風圧が外部からかかる場合は話がまだ単純だが、内部からの逆圧力＝吹き上げる力が加わると、接合部は“引き剥がし”モードに晒される。木造の屋根接合部は、材木・金物・ネジ・釘・梁端金物など多くの部材から構成されており、それぞれの部材がわずかな変形・ずれを起こすと、全体の強さは急激に低下する。</span><br />
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もちろん、建築基準法上、住宅には耐風設計を義務付けており、風圧を想定した構造計算がなされる。しかしその計算は、外部の被害を受けないことを前提とし、開口部が破壊される想定をほとんど考慮しない。つまり、「風でガラスが割れる」「室内に風が侵入する」といった致命的想定は、基準設計の枠外なのだ。この設計思想の盲点が、屋根破壊事故を大量に許している。<br />
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硝子が割れる。窓が壊れる。風が室内に襲い込み、天井を－いや屋根を突き抜けようとする。これを許してはならないのだ。これが“設計外モード”であり、我々はそろそろ、そのモードをも制御可能な住宅を求めるべきだ。<br />
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では、どうすればいいか。私は、RC（鉄筋コンクリート）構造による住宅こそ、現実的な答えだと信じている。なぜなら、RC構造には木造が抱える本質的なリスクを克服できるいくつもの強みがあるからだ。<br />
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まず、RC構造は鉄筋とコンクリートが絡み合って一体化した躯体を作る。継ぎ目や接合部が、木造ほど多くない。そのため、応力集中や局所的破壊が起こりにくい。また、重量が重い構造物であること自体が強みとなる。重さは風の剥離力・浮力に対抗する。軽い構造は、風に翻弄されやすい。RC住宅はその“重み”で、風圧・内圧いずれのモードにも耐性を持てる。<br />
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さらに、RC構造の壁そのものが構造部材＝耐力壁となる。木造のように柱と梁と壁という分割構成ではなく、壁・床・梁を一体とした立体構造を成すことができる。壁式RC住宅という形式は、箱型構造のように剛性が高く、揺れにも強く、風圧にも耐えやすい。実際、RC住宅と木造住宅を比較すると、RCには耐久性・耐火性・遮音性といった面で明確な優位が指摘されている。 <br />
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R-LABEL は、この考えをさらに進めている。通常のRC工法では、コンクリート打設後に断熱材を貼り付けるのが一般的だが、R-LABEL では断熱材を型枠に兼用させ、打設時点から断熱と構造を一体化させる工法を採用している。こうすることで、コンクリートと断熱材が密着し、結露リスクや断熱欠損を抑える効果があるという。 <br />
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また、RC住宅は洪水・津波リスクにも強い。木造が水に浸かれば、土台・柱・柱脚金物など水圧・浮力・流体力に敗北しやすい。その点、RCは水に対して強く、流されにくい。実際、津波で残った建築物にはRC構造が多く残存している事例もあるという。 <br />
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そして、法定耐用年数の観点でも差は大きい。木造住宅の法定耐用年数は22年、RC住宅は47年とされる。もちろん、これは税法上の区分だが、寿命設計・メンテナンスを考えれば、RC構造の方が長命である可能性は高いという見方もできる。 <br />
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もちろん、RC住宅にもデメリットはある。初期コストが高くなる。施工が複雑で、型枠、配筋、打設、養生管理が厳格である。地盤が弱いと杭工事や地盤改良が必要になる。断熱性が劣るといった側面もあるため、断熱設計・気密性能設計をしっかり行う必要がある。  だが、これらのコスト・設計負荷は、命を守るという価値の前では“正当な投資”ではないか。<br />
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「我が家だけ安く建てたい」という思考を優先して、構造安全性の妥協を許すべきではない。もし予算が厳しければ、構造躯体をRCで造り、内装仕様を抑えることも可能だ。外装を後で変えることはできても、構造を後から強化するには膨大なコストと技術的制約がある。<br />
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富裕層だけがRC住宅を建てる時代は、もう古い。技術の進歩と設計工法の最適化で、RC住宅を比較的現実的な選択肢に引き下げる努力を我々はすべきだ。見栄えや内装豪華さではなく、構造安全性こそが最優先される住宅設計へ転換を促したい。<br />
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私は、この国のすべての家庭に告げたい。あなたの家族、あなた自身の命を守る「本当の家」を選んでほしい。安さや流行だけで木造を選ぶのは、今の時代、あまりにも危険だ。風・雨・地震・水脈に晒されるこの国で、木造という選択肢はリスクを抱えすぎている。<br />
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なぜ我々は、国土強靱化・災害対策を叫びながら、住宅設計において構造安全性を軽視してきたのか。なぜ、屋根が飛ぶニュースを他人事のように見てきたのか。今こそ、国民一人ひとりが目を覚まし、家の構造――本質を問うべきだ。<br />
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あなたが建てるなら、木造ではない方法を真剣に検討してほしい。PC造（プレキャストコンクリート）ではない、「真のRC住宅」を。コンクリート躯体を基礎から屋根まで一体化した構造を。流されない、吹き飛ばされない、強く重い家を。将来、リノベーションはできる。増改築はできる。内装や設備を抑えることはできるが、構造だけは後から変えられない。<br />
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R-LABEL はその夢を応援する。命を守る住宅を、できる限り予算内であなたに提供したい。飛ばされない、流されない、堅牢で重たい住宅を。孫の世代に引き継げるものを。皇居や首相官邸と同じような堅牢性を、あなたにも。<br />
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木造が危険だと、あなたも気づいてほしい。油断すれば何もかも奪われる時代だからこそ、住宅という「最後の砦」に、裏切られない強さを。後悔する前に、構造の本質を選んでほしい。<br />
 
<div style="text-align: center;"><img alt="" src="/5000464/img/s20251013221329.png" /></div>

<div style="text-align: center;">(命を守るRC住宅)</div>
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 風が屋根をはがし、瓦が飛び交う夜、あなたの家族は眠っている。だが風圧は、屋根を、壁を、あなたの安全を試す。家とは、見た目や間取りだけではない。命を託す“器”である。その器を、どう作るかを、今こそ選び直そう。<br />
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筆者/R-LABEL 設計部 (東京23区を拠点に災害に強い住宅を建築している。千葉県八千代市にモデルハウスがある。一級建築士事務所/特定建設業許可)<br />
 
<div style="text-align: center;"><span style="font-size:16px;">RC住宅にご興味があればこちらからお問い合わせください。<br />
<a href="https://r-label.jp/">https://r-label.jp/</a></span></div>
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<div style="text-align: center;">以下はマドリエからのメッセージ</div>
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最後に今お住まいの木造住宅の窓を強化することで、あなたの住宅を守れる方法があることを知っていただきたいと思います。<br />
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株式会社相川スリーエフは、窓を売るという概念はなく、安心、安全、健康のために、最適な窓を提案しています。窓を少しリフォームするだけで、木造住宅を少しでも安心な住まいに変えたいと考えています。ご相談ください。

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