マドリエはLIXILの厳しい基準をクリアした住まいのプロ集団です
マドリエNET 全国版 > 北関東・甲信越 > マドリエ結城 | トーコー産業(株) 結城支店
マドリエ結城 | トーコー産業(株) 結城支店
お問合せ
お電話
会社案内
商品情報
施工例
イベント
キャンペーン
2025.07.04
住まいの知恵袋~暮らしの豆知識
シェア
ARTICLE
――高騰する光熱費に“先手”を打つコスト&パフォーマンス分析――
こんにちは、トーコー産業㈱ 結城支店です。 電力各社の燃料調整費は高止まりし、2025 年夏も電気代は昨年比 6〜8%高くなると予測されています。 この状況で注目されるのが 「断熱リフォーム」。 しかし、実際にかかる費用を “何年で回収できるか” が分からなければ、踏み切れない方も多いはずです。
今回は、結城市在住・築30年木造2階建て(延床120㎡・4人家族) をモデルに、 ①窓の二重化、②天井&床下断熱強化、③外壁断熱改修――3段階プランのコストと電気代削減効果をシミュレーションしました。2 025年の電気料金単価・国の補助金制度を反映した“リアルな回収年数”を詳しく解説します。
契約:東京電力 スタンダードS(40A)
単価:燃料調整費+再エネ賦課金を含み 31.5 円/kWh(平均)
冷房使用量:エアコン 2.8kW × 2台、1日 10 時間運転(リビング+寝室)
期間:6〜9月の 120 日間
築 30 年、断熱性能は新耐震基準相当(次世代省エネ基準未満)
窓:アルミサッシ+単板ガラス/面積 20㎡
天井:グラスウール 50㎜(経年沈下で実質 30㎜相当)
床下:グラスウール劣化+隙間
先進的窓リノベ事業:内窓・ガラス交換の補助率 40〜50%
住宅省エネ2025 キャンペーン(仮称):断熱材・高効率空調の補助を想定
*削減率は建築研究所 BEIモデル計算+当社実測データより
冷房消費:1,150 kWh/夏
電気代 :約 36,200 円
消費:920 kWh → 電気代 29,000 円
年間削減額:約 7,200 円
回収年数:55 万円 ÷ 7,200 円 ≒ 7.6 年
消費:760 kWh → 電気代 24,000 円
年間削減額:約 12,200 円(対現状)
回収年数:125 万円 ÷ 12,200 円 ≒ 10.2 年
消費:630 kWh → 電気代 19,800 円
年間削減額:約 16,400 円
回収年数:270 万円 ÷ 16,400 円 ≒ 16.5 年
窓改修はコスパ最優先 内窓+補助金で 8 年以内に回収。結露・防音メリットも加味すると最も費用対効果が高い。
天井&床下は冷暖房ダブルで効く 冬の暖房費削減を合わせれば回収期間は 7〜8 年に短縮。床がヒヤッとしなくなる体感効果も大きい。
外壁付加断熱は長期資産型 回収年数は長いが、外壁リフォーム周期・住宅評価額アップを考えると“将来の売却価値”に寄与。築古住宅のフルリノベ時に検討を。
予約申請は3月中がベスト:窓リノベは予算先着。
面積×性能で上限額が変わる:掃き出し窓や FIX 大窓を優先して高性能S区分に。
地方助成と併用確認:結城市のエコ改修助成は外壁付加断熱も対象になる年があり、自己負担をさらに減らせる可能性。
部屋ごとに優先順位を設定 リビング>子ども部屋>寝室の順で効果が高い。
気流の見える化 サーキュレーター+CO₂モニタで換気不足をチェックし、断熱と合わせて空調最適化。
設備投資の併せ技 高効率エアコン(APF7.0 クラス)を同時導入するとさらに電力を▲15%削減可能。
窓改修は 8 年以内に投資回収しやすい“省エネスタートライン”。
天井・床下を加えると 10 年前後で光熱費+室内環境が大幅改善。
外壁まで踏み込む“フル断熱”は、将来の資産価値を高める長期投資。
高騰する電気代に備え、2025 年こそ 「シミュレーション→補助金申請→段階的リフォーム」 の三拍子で、賢く快適な住まいを手に入れましょう。
COMMENT
*当サイトのフォームを利用した当社への売り込みの一切をお断りしています。 *半角英数字のみの入力はできません。 *いただいたコメントはサイト管理者による確認後に反映されます。
超お得にリフォームできる補助金をご紹介
50年の歩みとマドリエとは?をご紹介